2020.03.10
前回カリフラワーのジェノバ風グラタンをご案内しましたが、おそらくバジルペーストが残ってしまっていると思い、
今回はジェノベーゼを使ったレシピをもう一つご紹介したいと思いまして
先日、自宅で実際に作ってみました。
『ジェノバ風バッカラマンテカート レシピ』
【材料】
・オリーブオイル 40g
・バジルペースト 大さじ1杯
・ニンニク 1片
・ジャガイモ 3個
・真ダラ(塩ダラでも大丈夫です)
・塩コショウ(あれば白コショウ)
【レシピ】
鍋①を使ってジャガイモは串が通るくらいよりも、もう少し柔らかく茹でます。
鍋②でお湯を沸かして少し塩を入れる。
タラを入れたら火を消してしばらく放置しておきます。
ニンニクとオリーブオイルを火にかけ、これくらい色がついたら火を消して、
しばらく放置しておきます。(温度が下がってくるとニンニクの風味が強くなってくるので少量のニンニクでも十分香りが取れます)
タラは人肌くらいまで冷めたら骨を取りほぐしながらボールに入れます。
ジャガイモが茹で上がったら熱いうちの方が皮を剥きやすいので、
やけどをしないよう注意しながら、ふきん等を使って皮を剥きます。
ボールにジャガイモ、バジルペースト、3番目の工程で作ったニンニクオイルを入れて、
フォークでつぶしながら混ぜていきます。塩コショウ(あれば白コショウ)で味を整えて、完成です。
イタリアには塩ダラを使った『バッカラマンテカート』という料理があるのですが、
塩ダラは日本のスーパーでは売られていることが少なく、
もしあったとしても塩抜きに時間がかかってしまうなど、手間がかかります。
今回のレシピは普通にスーパーで売っている塩ダラや生ダラで近いものを作れるのでぜひ試してくださいませ。
本来バッカラマンテカートにはジェノベーゼは入らないのですが、
元々、ジャガイモとの相性がとても良いのでジェノベーゼを入れても十分、いや更に美味しくなると思います!
今回はジャガイモを3つとしましたが、
お好みでもう少し減らしてもいいと思います。
★余談・・・
そのまま食べても、もちろんいいのですが、
今朝は息子のサンドイッチの具になっていました(笑)
コロッケにもいいと思います♪
イタリアーノレストランスクニッツォ!
シェフ 湯本 篤志
東京都千代田区富士見2-3-1 信幸ビルB1
03-3263-7567
北イタリア港町リグーリア州世界遺産チンクエテッレ
イタリアガンベロロッソ掲載の名店にて5年修業。修業時代の過去に3度掲載あり。
魚介類豊富で、日本でも有数の港町静岡県沼津にて5年修業。
魚介類をはじめ、伝統あるイタリア料理を得意としております。